HOMEエレクトロニクス分野 > 電磁波シールド・電波吸収体2015年版

電磁波シールド・電波吸収体2015年版


 マイクロ波による高エネルギー伝送に関する技術開発に伴い、周辺電気電子機器の誤動作や故障、生体への影響の対策として、電磁波シールドや電波吸収体が注目されています。また、電波による情報漏洩防止策や、シールドルームの開発などに広く利用されるようになり、電磁波シールドや電波吸収体は、性能向上だけでなく、軽量化、加工性改善、など幅広い課題についての研究が行われています。一方で、電磁波吸収に伴い発生する熱を積極的に活用する研究や、外部からシールド制御を行う材料の開発も行われてきています。
 本書は、電磁波シールド・電波吸収体に関する技術動向の概説、構成材料および複合体における最新技術、適用事例、電磁波に関する規制の現状、電磁波対策における最新の試験・測定・評価技術を詳述しました。


    □体裁 A4判343ページ
    □価格 本体72,000円+消費税
    □送料 弊社負担
    □発行 2015年1月

    サンプルページはこちらPDF

章 目 次

第1章 電磁波シールド・電波吸収技術の動向
第2章 電磁波シールド材料における最新技術
第3章 電波吸収体における最新技術
第4章 電磁波シールド・電波吸収体の適用最新技術
第5章 電磁波に関する規制の現状
第6章 電磁波対策における最新の試験・測定・評価技術

詳 細 目 次

 
第1章 電磁波シールド・電波吸収技術の動向 1
 1.1 電磁波シールドと電波吸収 1
 1.2 電磁波シールド技術の動向 2
  1.2.1 電磁波シールド手法の分類 3
  1.2.2 電磁波のシールドや吸収に用いられる材料 4
   (1) 誘電率および透磁率と材料の特性 4
   (2) 電磁波の反射と透過を制御できる人工材料 7
  1.2.3 シールド材料の課題 7
  1.2.4 市場予測 8
 1.3 電波吸収技術の動向 8
  1.3.1 電波吸収体開発の経緯 8
  1.3.2 電波吸収体の種類 9
   (1) 充填剤 9
   (2) 形状と形式による分類  10
  1.3.3 電波吸収体の課題 13
  1.3.4 市場予測 15
 1.4 出願特許からみた電磁波シールド・電波吸収技術の動向 15
  1.4.1 特定の用途と材料について 16
  1.4.2 出願の目的別について 18

第2章 電磁波シールド材料における最新技術
21
 2.1 金属板・箔およびその複合材料 21
  2.1.1 Cu-Fe系銅合金 21
  2.1.2 隙間を有する金属箔付フィルム 22
 2.2 導電性粒子およびその複合材料 24
  2.2.1 金属ナノ粒子複合材 24
  2.2.2 樹枝状金属粉複合材 25
 2.3 導電性繊維およびその複合材料 27
  2.3.1 金属繊維およびその複合材料 27
   (1) 樹脂混練用ステンレス繊維 27
   (2) 導電性繊維および導電性粒子と非導電性粒子の複合材 28
  2.3.2 炭素系繊維およびその複合材料 31
   (1) 金属被覆炭素繊維複合材 31
   (2) 高難燃性柔軟炭素繊維複合材 31
   (3) 高伸度集束剤使用炭素繊維複合材 32
   (4) 炭素繊維補強モルタル 33
  2.3.3 めっき繊維(導電性コーティング繊維)およびその複合材料 36
   (1) 超臨界流体染色法による金属めっき繊維 36
   (2) 金属蒸着ナノファイバー 36
   (3) 高耐久性導電性高分子被覆繊維 37
  2.3.4 導電性布帛および導電紙 39
   (1) 金属磁性材料コーティングナノファイバー布帛 39
   (2) 金属めっき繊維基布 42
   (3) 金属めっき積層不織布 43
   (4) 金属線交織金属めっき織物 44
   (5) 無電解ニッケルめっき導電紙 46
 2.4 導電性格子(メッシュ)複合材料と能動的ノイズ抑制材 48
  2.4.1 金属線配列材  49
  2.4.2 電波吸収体裏地用金属格子 51
  2.4.3 透明導電性格子シート 54
  2.4.4 ポリピロールナノ分散液使用無電解めっきフィルム 55
  2.4.5 網目状導電層付フィルム 57
  2.4.6 能動素子装荷型近傍界ノイズ抑制素子 58

第3章 電波吸収体における最新技術
63
 3.1 導電性粒子およびその複合材料 63
  3.1.1 金属粒子およびその複合材料 63
   (1) アルミニウム微粒子複合材 63
   (2) Fe-Coナノ粒子複合材料 66
   (3) 扁平軟磁性金属粉末複合シート 69
   (4) 高扁平鉄−シリコン系軟磁性粉末複合シート 70
   (5) 軟磁性金属あるいはアモルファス系金属塗布型電波吸収材料 72
   (6) 軟磁性金属扁平粉末・Y型六方晶フェライト粉末複合材 73
   (7) 金属粉とゴムを用いた熱伝導性電波吸収複合材 75
   (8) アモルファスFe-B粒子複合材 77
   (9) コアシェル型磁性粒子複合材 80
  3.1.2 炭素系粒子およびその複合材料 83
   (1) 植物焼成物複合材 84
   (2) 耐熱軽量複合材(ポリイミド樹脂発泡体) 87
   (3) 天然黒鉛粉体複合シート 88
   (4) 無機粒子および導電性フィラーを用いた電波吸収粒子 92
 3.2 導電性繊維およびその複合材料 94
  3.2.1 炭素系繊維およびその複合材料 95
   (1) 凹凸構造付カーボンナノチューブ複合材 95
   (2) キャパシタおよび炭素繊維構造体付複合材 97
   (3) セラミックス被覆ナノ構造炭素繊維複合材 99
   (4) 磁性体担持カーボンマイクロコイル複合材 101
   (5) 多層カーボンナノコイル 101
   (6) ネットワーク構造を有するCNTあるいはCNH複合導電シート 104
   (7) 炭素繊維含有紙抵抗膜複合体 106
  3.2.2 導電性コーティング繊維およびその複合材料 107
   (1) 植物マイクロコイル含有複合材 107
   (2) コイル状導電性糸条植毛体 109
  3.2.3 導電性布帛 111
   (1) 導電性高分子被覆繊維シート 111
   (2) 非磁性体ノイズ抑制シート 113
 3.3 フェライト系材料およびその複合材料 114
  3.3.1 混合六方晶フェライト複合材 114
  3.3.2 Z型六方晶フェライトと金属塩化物の複合材 117
  3.3.3 Y型六方晶フェライトと金属塩化物の複合材 119
  3.3.4 長孔多孔質フェライトを用いた充填型複合材 121
  3.3.5 イプシロン型−酸化鉄材料 123
  3.3.6 Ni-Znフェライト単層型複合材 125
  3.3.7 Ni-Znフェライト一体焼結3層型複合材 127
  3.3.8 Mn-Znフェライト粉含有木質系複合材 130
 3.4 セラミックス系材料およびその複合材料 135
  3.4.1 ナノカーボン/セラミックス複合材 135
  3.4.2 いぶし瓦製造法による成形材 137
  3.4.3 ナノコンポジット磁性粒子複合材 139
 3.5 導電性パターンおよびその複合材料 142
  3.5.1 抵抗皮膜型複合材 143
  3.5.2 線状痕付複合フィルム 145
  3.5.3 薄肉化が可能な導電性パターン層付複合材 147
  3.5.4 パッチアンテナ素子付複合材 149
  3.5.5 スロット型ボウタイアンテナ素子付複合材 151
  3.5.6 アンテナ機能を有する導電性パターン層付薄肉複合材 152
  3.5.7 分割導電膜層付複合材  155
  3.5.8 有限長金属配線材を組み込んだ修正Jaumann型複合材 157
  3.5.9 易組立性・互換性・軽量化を考慮した電気回路型電波吸収体 159
 3.6 その他の電波吸収体 160
  3.6.1 異寸法材組合せ材 161
  3.6.2 ランダム特性材組合せ材 162

第4章 電磁波シールド・電波吸収体の適用最新技術
167
 4.1 電気・電子機器およびその部品分野 167
  4.1.1 筐体 167
   (1) 部材接合部および開口部からの漏洩電磁波減衰鋼板 167
   (2) 耐食性向上薄膜被覆Zn-Niめっき黒色鋼板 174
   (3) 多重磁極マグネトロンスパッタリング法による薄膜シールド材 176
   (4) 狭範囲無線通信システムの通信範囲の改善 177
  4.1.2 導電性ガスケット 179
   (1) リン系液体難燃剤添加導電布ガスケット 180
   (2) カーボンナノチューブ添加導電性粘着シート 180
   (3) メタル・ラバー複合ガスケット 181
  4.1.3 電線・ケーブル 182
   (1) 耐屈曲性銅箔・樹脂複合材 182
   (2) 横糸に引張歪を与えた耐屈曲性スリーブ 183
  4.1.4 電子部品 185
   (1) プリント基板のノイズ抑制構造 185
   (2) 銀ペーストを用いたパッケージシールド材 188
   (3) Fe-Si-B系軟磁性球状粉末・Bi系ガラス粉末混合電波吸収体貼付けカバー 190
   (4) アルミ箔を用いた車載電子モジュール用軽量化シールド材 191
   (5) Ni-Zn系フェライトめっき薄膜ノイズ抑制材 193
   (6) 電磁波シールド層による伝送信号劣化の防止 196
   (7) 耐屈曲性FPC用電磁波シールド材 197
  4.1.5 ディスプレイパネル 198
   (1) 視認性改善導電性メッシュ層付フィルムの製造 198
   (2) 金属めっきによる導電性メッシュの製造 203
   (3) 凹版印刷による導電性メッシュの形成 204
   (4) 可視光透過・無反射バンド広帯域化導電性積層体 209
   (5) ITO(Indium Tin Oxide)膜を有するタッチパネルセンサのシールド性能改善 211
  4.1.6 その他の電気・電子機器 213
   (1) ナノ結晶軟磁性薄帯を用いた電磁調理器からの電磁波防護 213
   (2) 自己熱雑音を低減した危険物検知ミリ波撮像装置用熱雑音吸収体 214
   (3) 次世代赤外線天文衛星構造体(CFRP,MLT,鏡筒)のシールド性能 215
   (4) スペーサ厚み制御による吸収特性可変電波吸収装置 218
 4.2 建築分野 219
  4.2.1 建築物全体 220
   (1) 建築物の電磁波障害対策 220
   (2) 情報セキュリティ対策 223
   (3) 建物外部での雷保護対策(外部雷保護対策) 225
   (4) 建物内部での雷保護対策(内部雷保護対策) 227
  4.2.2 内・外装材 228
   (1) 低・中程度シールドのための折り返しスリット状接続構造 228
   (2) 気泡・中空微小球状体含有外壁用電波吸収粘着シート 230
   (3) 炭素繊維含有コンクリート 231
   (4) 鉄筋コンクリート壁の電磁波シールド材としての利用 233
  4.2.3 開口部シールド材 235
   (1) リアクタンスを周期装荷した導体線による電波シャッター 235
   (2) 電磁波シールド引き戸 238
 4.3 交通分野 240
  4.3.1 炭素導電路付与発泡セラミックス 240
  4.3.2 シートタイプ電波吸収体の設計方法 243
  4.3.3 可動反射材による吸収特性可変電波吸収体 244
  4.3.4 人造黒鉛混合アスファルト舗装 246
 4.4 EMC評価設備・装置 247
  4.4.1 アンテナ較正サイト用10m法電波暗室のための電波吸収体 248
  4.4.2 整合厚さ低減Mn-Zn系フェライト電波吸収体 249
  4.4.3 木質炭化粉末分散電波吸収体 253
  4.4.4 シート材組立型電波吸収体 256
  4.4.5 天井吊下げ用軽量電波吸収体 258
  4.4.6 位置ずれ防止機能付き電波吸収体ユニット 260
  4.4.7 マイクロ波・ミリ波用カーボンナノチューブ含有セメント製電波吸収体 261
  4.4.8 斜入射特性改善電波吸収体 264
  4.4.9 底面に垂直な方向の比誘電率分布に2か所以上の極小点を有する
      電波吸収体
266
  4.4.10 炭素繊維混合土中適合電波吸収体 268
  4.4.11 伝搬環境制御型電波反射箱用電磁波シールド材 270
 4.5 発熱体  272
  4.5.1 有機溶剤吸着回収装置用グラファイト分散マイクロ波吸収発熱体 272
  4.5.2 電子レンジ用Y型六方晶フェライトまたはMnZnフェライト含有マイクロ波
      吸収発熱体
273
   (1) Y型六方晶フェライト含有マイクロ波吸収発熱体 274
   (2) MnZnフェライト含有マイクロ波吸収発熱体 275
  4.5.3 カーボンマイクロコイル含有マイクロ波発熱材および電磁波見える化材 276

第5章 電磁波に関する規制の現状
283
 5.1 人体ばく露に関する規制 283
  5.1.1 低周波電磁界に対するばく露規制 285
   (1) ICNIRPガイドライン 286
   (2) IEEE/ICESガイドライン 287
   (3) 電気設備技術基準 288
   (4) WHO低周波電磁波環境保健基準 288
  5.1.2 高周波電磁界に対するばく露規制  289
   (1) ICNIRPガイドライン、IEEE/ICES規格および総務省電波防護指針 289
   (2) WHO高周波電磁波環境保健基準 291
 5.2 電気・電子機器に関する規制 292
  5.2.1 電気用品技術基準における電波雑音規制に関する改正 292
  5.2.2 電波利用機器の植込み型医療機器に対する総務省指針の改訂 293

第6章 電磁波対策における最新の試験・測定・評価技術
296
 6.1 人体ばく露に関する評価法 296
  6.1.1 低周波電磁界に対する評価法(IEC規格) 296
   (1) IEC61786(1998) 、JIS C 1910(2004) 296
   (2) IEC62226シリーズ 297
   (3) IEC62233(2005) 298
  6.1.2 高周波電磁界に対する評価法(IEC規格) 299
   (1) 局所ばく露に対する評価法 299
   (2) 全身ばく露に対する評価法 300
  6.1.3 鉄道の電磁環境に対する評価事例 301
  6.1.4 電磁共鳴方式ワイヤレス充電における漏洩電磁界簡易検証事例 303
 6.2 電磁波シールド材および電波吸収体の評価法 304
  6.2.1 電磁波シールド材・電波吸収体の用途に適合させた評価法 304
  6.2.2 平板状電磁波シールド材の透過特性簡易評価法 306
  6.2.3 大サイズ導電性シートの電磁波シールド効果評価法 308
  6.2.4 土木建築用電磁波シールド材評価法 311
  6.2.5 電波暗室用複合電波吸収体の設計のための評価法 313
  6.2.6 ピラミッド型電波吸収体の発熱特性評価法 314
 6.3 電気・電子機器に関する試験・測定・評価法 316
  6.3.1 IEC/TC77で審議された高出力電磁界に関する試験法 316
  6.3.2 シミュレーションによる静電気放電ノイズ対策手法 319
  6.3.3 操舵装置無線化のための水中航走体内壁最適電波吸収率評価法 321
  6.3.4 医療現場における医療機器に対する電磁環境測定事例 322
 6.4 電気・電子機器部品に関する評価法 325
  6.4.1 伝導性エミッションノイズの分離測定によるノイズ対策部品の選定手法 325
  6.4.2 シミュレーションによる高速パルスノイズ(FET/B)抑制効果評価法 328
  6.4.3 単純化モデルによるプリント回路基板およびその周辺の
      不要放射電磁波評価法
330
 6.5 シールドルーム/電波暗室に関する試験・評価法 333
  6.5.1 防衛省規格「電磁シールド室試験方法」 333
  6.5.2 スリット状接続部を考慮したシールドルームのシールド性能予測手法 334
  6.5.3 光線近似法を用いた電波暗室の性能(サイトアッテネーション)評価法 340

□ このページのトップへ
□ エレクトロニクス分野の目次へ