脱気・注気技術と用途展開



●清浄な水は生命の維持の他に工業的にも不可欠であり、濁りの濾過に始まり、殺菌、イオンの除去等、水の清浄化、高純度化が進められてきました。
●この水には各種の気体が溶解しており、例えば通常の水には酸素が8ppm程度溶解していて魚類はこの溶存酸素を鰓から取り込んで生存しています。
●しかし工業技術が高度化、微細化するに伴い、この溶存気体による障害が種々の分野で発生し、小型で簡便、経済的な脱気装置の開発が望まれています。
●更に最近、地球環境問題に伴うフロン規制から水洗浄化が進められていますが、溶存酸素による酸化の問題があり、脱気装置のニーズが高まっています。
●本書はこの様な状況に鑑み、最近開発された膜脱気技術・注気技術を中心に、その原理、脱気膜及び脱気・注気装置の開発事例、価格、用途展開事例等を調査、集約しました。
●関連文献リスト210件、新聞抄録105件、特許リスト1,021件を分類、整理して掲載してあります。

  
   □体裁 A4判 285ページ
   □税込価格 71,400
   □送料 弊社負担
   □発行 1996.10


 第1章 脱気、注気のニーズ
 第2章 脱気、注気技術の種類と原理
 第3章 脱気、注気技術の開発動向(特許動向)
 第4章 脱気、注気装置の開発事例
 第5章 脱気、注気技術の用途展開事例
 第6章 脱気、注気技術に関する文献情報(210件)
 第7章 脱気、注気技術に関する新聞情報(105件)
 第8章 脱気、注気技術に関する特許情報(1,021件)


 
 第1章 脱気、注気のニーズ  
1.1 水と溶存気 1
1.2 脱気、注気の具体的ニーズ例 2
1.2.1 ボイラ用水の溶存酸素の除去 2
1.2.2 半導体製造用超純水の脱気 3
1.2.3 洗浄用水の脱気 4
1.2.4 水道水の脱気(赤水防止) 4
1.2.5 食品加工用水の脱気 5
1.2.6 コーティング液の脱気 5
1.2.7 血液への給脱気(人工肺) 5
1.2.8 活魚水槽への酸素の給気 6
1.2.9 清涼飲料水への炭酸ガスの注気 6
   
 第2章 脱気、注気技術の種類と原理  
2.1 水への気体の溶解性と脱気、注気原理 7
2.1.1 水への気体の溶解性 7
2.1.2 物理的方法 8
2.1.3 化学的方法 8
2.2 各種脱気方法 8
2.2.1 加熱脱気法 8
2.2.2 真空脱気法 9
2.2.3 窒素ガスバブリング法 10
2.2.4 膜脱気法 11
 (1)非多孔質膜による方法 11
 (2)多孔質膜による方法 12
2.2.5 還元剤添加法 15
2.2.6 触媒樹脂による還元法 15
   
 第3章 脱気、注気技術の開発動向(特許動向)  
3.1 脱気、注気技術の特許分類 18
3.1.1 脱気技術のIPC 18
3.1.2 人工肺(注気技術)のIPC 18
3.2 脱気、注気技術の特許出願動向 19
3.2.1 年度別動向 19
 (1)脱気技術 19
 (2)注気技術(人工肺) 21
3.2.2 出願人動向 21
 (1)脱気技術 21
 (2)注気技術(人工肺) 23
   
 第4章 脱気、注気装置の開発事例  
4.1 脱気膜の開発事例 26
4.1.1 大日本インキ化学工業(株) 26
 (1)「SEPAREL」中空糸膜・モジュール 26
  A.製法  B.構造  C.性能  
 (2)「SEPAREL EMF-530」外部潅流型脱気モジュール 29
  A.構造と脱気システム  B.基本仕様と性能  
 (3)用途展開 30
  A.ボイラ用脱酸素装置  B.人工肺  
  C.脱酸素水による無農薬栽培システム  
 (4)特許出願状況 31
4.1.2 三菱レイヨン(株) 33
 (1)ポリオレフィン中空糸膜 33
  A.製法  B.特徴  
 (2)三層複合中空糸膜(脱気(給気)膜モジュール) 35
  A.構造  B.性能  
 (3)用途展開 37
  A.人工肺  B.膜脱気式配管防錆装置  
 (4)特許出願状況 38
4.1.3 東レ(株) 39
 (1)脱気膜エレメント「SG-100シリーズ」 40
  A.構造と脱気システム  B.性能  
 (2)高性能脱気膜エレメント「SG-100Uシリーズ」 41
  A.原理  B.構造  C.性能  
 (3)用途展開 42
  A.炭酸水製造システム  B.ビル向け浄水システム  
  C.超音波洗浄装置  
 (4)特許出願状況 43
4.1.4 永柳工業(株) 44
 (1)中空糸膜モジュール「NAGASEP」 44
  A.構成  B.特徴  
 (2)用途展開 45
  A.微生物、生細胞培養液への酸素供給  
  B.分析機器用水の脱気/脱泡処理  
  C.人工肺  D.放射性希ガスの分離濃縮  
 (3)特許出願状況 46
4.2 脱気装置の開発事例 47
4.2.1 三浦工業(株) 47
 (1)膜式脱酸素装置「Zサビン」DORシリーズ 47
  A.構造  B.価格  
 (2)膜式超脱酸素装置「Zサビン」LDOシリーズ 48
  A.構造  B.価格  
 (3)膜式超脱酸素装置「Zサビン」LDO-Uシリーズ 48
  A.構造  B.性能  C.機種と価格、用途分野  
 (4)食品業界向け脱気水製造装置「Zグィジィ」 50
 (5)配管防食用脱気装置「Zプリザーバ」 50
 (6)特許出願状況 52
4.2.2 (株)サムソン 53
 (1)多目的膜脱気装置「SDR-シリーズ」 53
 (2)ボイラ用膜脱気装置「アクアフィラー」 54
  A.構造と特徴  B.仕様と性能  
 (3)ビル用膜脱気装置「ビルガード」 55
  A.構造  B.仕様と性能  
4.2.3 石川島汎用ボイラ(株) 56
 (1)膜式脱酸素装置「IDOシリーズ」 56
  A.構造と特徴  B.仕様と性能  C.価格  D.用途  
4.2.4 野村マイクロサイエンス(株) 58
 (1)高効率真空脱気塔「HE-VDG」 58
 (2)脱酸素装置「ノムラスタ」 58
 (3)膜脱気装置「ノムラスタNRUシリーズ」 59
       「NRLシリーズ」  
  A.構成  B.仕様と性能  C.価格  
4.2.5 オルガノ(株) 61
 (1)チューブラー膜脱酸素ガス装置 61
 (2)脱気純水装置「ジルクリアー」 61
 (3)特許出願状況 61
4.2.6 栗田工業(株) 63
 (1)超純水システム用膜脱気装置 63
 (2)脱酸素装置「オキシエース」 63
 (3)ビル、ボイラー向けの腐食防止用膜脱気装置 64
  A.構造と特徴  B.性能  C.価格  
 (4)特許出願状況 64
4.2.7 日本錬水(株) 66
 (1)小型脱気装置「ロキシーシリーズ」 66
  A.構造と性能  B.機種と価格  
 (2)多段抽気法による真空脱気装置 66
4.2.8 神鋼パンテック(株) 67
 (1)超純水用水素脱気装置 67
 (2)超純水用加熱脱気装置 67
 (3)ボイラ用スプレイ式加熱脱気器 68
4.3 注気装置の開発事例 68
4.3.1 野村マイクロサイエンス(株):超純水帯電防止装置 68
                「スーパーバブラーII」  
4.3.2 オルガノ(株):静電気防止装置 70
4.3.3 東レ(株):膜による炭酸水製造システム 71
  A.開発の経緯と価格  B.原理  C.プロセス例  
4.4 脱気、注気装置(人工肺)の開発事例 74
4.4.1 人工肺とは 74
 (1)人工肺のニーズ 74
 (2)人工肺の種類 74
 (3)膜型人工肺の特徴・ 74
4.4.2 テルモ(株) 75
 (1)膜型人工肺「キャピオックスII」 75
  A.構造と特徴  B.性能  
 (2)膜型人工肺「キャピオックス SX」 78
  A.構造と特徴  B.市場規模、価格、売上目標  
 (3)中空糸膜の改良 78
 (4)特許出願状況 78
4.4.3 泉工医科工業(株) 81
 (1)膜型人工肺「メラ シロックス-S」 81
 (2)膜型人工肺「メラ エクセラン」 82
 (3)中空糸膜の改良 86
 (4)市場規模と同社の生産量 87
 (5)特許出願状況 87
4.4.4 (株)クラレ 88
 (1)膜型人工肺「メノックス」 88
  A.構造と特徴  B.機種と価格、販売数量  C.増産  
 (2)特許出願状況 90
   
 第5章 脱気、注気技術の用途展開事例  
5.1 ボイラ用水の脱酸素 92
5.1.1 ボイラの腐食防止用途 92
 (1)要求水質 92
 (2)腐食のメカニズム 92
 (3)溶存酸素の除去方法と事例 93
  A.加熱式脱気法と装置例 93
  B.化学的脱気法 93
  C.膜式脱気法と装置例 93
5.1.2 クリーン蒸気用途 95
5.2 洗浄用水の脱気 95
5.2.1 半導体製造用超純水の脱気 95
 (1)溶存酸素と自然酸化皮膜 95
 (2)半導体製造用超純水の脱酸素方法 96
 (3)全ガスの脱気ニーズと脱気方法 96
5.2.2 精密機械部品洗浄用水の脱気 97
 (1)フロン規制と水洗浄化 97
 (2)溶存酸素と錆 97
 (3)脱気水と浸透効果 98
 (4)ベアリング洗浄水への適用例 98
5.2.3 超音波洗浄用水の脱気 98
 (1)超音波洗浄の原理 98
 (2)超音波洗浄と脱気 99
 (3)超音波洗浄への適用例 100
  A.東レ・プレシジョン(株):超精密洗浄装置 100
  B.エス・アンド・シー:第三石油類の脱酸素技術 101
  C.セイシン工業:超音波自動洗浄装置 101
5.3 水道水の脱気(配管防錆/赤水防止) 101
 (1)溶存酸素と腐食速度 101
 (2)水道水への適用事例 102
  A.三菱レイヨン・エンジニアリング(株):「ダイヤメトール 102
  B.東レ(株):ビル給水浄化システム 103
  C.三浦工業(株):「Zプリザーバ」 104
  D.(株)サムソン:「ビルガード」 106
  E.栗田工業(株):「ウォーターサーバー」 107
5.4 食品加工用水の脱気 108
5.4.1 脱気水の特性と効用 108
 (1)脱気水の物理的、化学的性質 108
  A.一般的差異  B.加熱に伴う溶存酸素の変化  
 (2)食品加工に於ける水道水の問題点 109
 (3)脱気水の特性と効果 109
  A.酸化防止効果  B.水の浸透性向上効果  
  C.煮崩れ防止効果  D.その他の効果  
5.4.2 米飯への適用 112
 (1)加工米飯の市場規模 112
 (2)脱気水の機能と炊飯 113
  A.酸化抑制力  B.浸透性  
  C.静かな昇温/煮崩れ防止効果  
 (3)脱気水による炊飯の利点 114
  A.無浸漬炊き  B.歩留まりの向上  
  C.保湿性  D.省エネルギー  
 (4)脱気水による炊飯装置 115
  A.炊飯工程  B.脱気水炊飯装置例  
5.4.3 豆加工への適用 116
 (1)豆加工品と問題点 116
 (2)脱気水の機能と豆加工 117
  A.水の浸透性向上と成分溶出防止  
  B.酸化抑制力  
5.4.4 豆腐への適用 118
 (1)豆腐製造に於ける酸素の影響 118
 (2)脱気水の効果 119
  A.実験条件  B.実験結果  
5.4.5 野菜パック水への適用 120
 (1)野菜パック 120
 (2)脱酸素水と保存期間 120
  A.加熱殺菌流通  B.未加熱チルド流通  
5.4.6 清涼飲料水への適用 121
 (1)清涼飲料水と水 121
 (2)水の問題点 121
 (3)脱酸素水の効果 121
5.4.7 缶コーヒーへの適用 123
 (1)(株)ポッカコーポレーション 123
  A.脱酸素製法によるコーヒー飲料  B.特許  
 (2)その他 124
5.4.8 緑茶缶ドリンクへの適用 125
 (1)緑茶缶ドリンクの問題点 125
 (2)緑茶抽出液の脱酸素効果 125
5.4.9 清酒への適用 126
 (1)醸造と水 126
 (2)清酒と脱酸素ニーズ 127
 (3)膜脱気装置による脱酸素効果 127
  A.貯蔵前の新酒の脱気 128
  B.ビン詰前の脱気、割水の脱気 128
5.4.10 ビールへの適用 129
 (1)ビール製造への適用 129
 (2)炭酸ガス脱気装置「ビールデガッサー」 131
 (3)超音波ガス抜き装置「泡一番」 131
5.4.11 透明氷への適用 131
 (1)透明氷のニーズ 131
 (2)透明氷の製法 131
 (3)従来製法の問題点 131
 (4)脱気水の利用 132
5.5 農業用途での脱気水の利用 132
5.5.1 土壌生息生物の駆除/無農薬栽培 132
 (1)連作と土壌生息生物 132
 (2)土壌生息生物の駆除方法 132
 (3)脱酸素水による駆除方法 133
 (4)脱酸素水の効果 133
  A.トマトのネコブセンチュウの駆除例 133
  B.人参のネグサレセンチュウの駆除例 134
 (5)実用化状況 134
  A.無農薬栽培システム 134
  B.装置の構成と効果 134
  C.装置価格 135
5.5.2 農作物の品質向上 135
 (1)高品質農作物のニーズ 135
 (2)高品質農作物の栽培法と問題点 136
 (3)脱気水の利用 136
 (4)脱気水の効果のメカニズム 136
 (5)脱気水の西瓜への適用例 136
5.5.3 植物の発芽促進 138
 (1)発芽促進のニーズ 138
 (2)従来の発芽促進法 138
 (3)問題点 138
 (4)脱気水の利用 138
 (5)脱気水の効果のメカニズム 138
 (6)脱気水の効果例 139
  A.カイワレ大根  B.ほうれん草  C.鳳仙花  
5.5.4 植物(切り花)の保存期間の延長 139
 (1)植物の保存期間の延長の意義 139
 (2)植物の保存期間の延長方法と問題点 140
 (3)脱気水の利用 140
 (4)脱気水の効果例 140
  A.カーネーションの保存試験 140
  B.りんどうの保存試験 141
5.6 清涼飲料水への炭酸ガスの注気 142
 (1)清涼飲料水の動向 142
 (2)注気膜による炭酸ガスの注気 142
  A.注気膜による注気のメカニズム 142
  B.注気膜による注気の特徴 143
  C.プロセス例 143
 (3)膜による炭酸水製造システムの開発例 144
5.7 超純水への炭酸ガスの注気 145
 (1)超純水への炭酸ガス注気の目的 145
 (2)超純水への炭酸ガス注気装置例 145
  A.野村マイクロサイエンス(株):「スーパーバブラーII」 145
  B.オルガノ(株):静電気防止装置 146
5.8 血液への給脱気(人工肺) 147
 (1)人工肺のニーズ 147
 (2)人工肺の種類 148
  A.フィルム型人工肺  B.気泡型人工肺  C.膜型人工肺  
 (3)膜型人工肺の特徴 149
 (4)人工肺の市場規模 150
  A.世界の人工肺の市場規模 150
  B.日本の人工肺の市場規模とその動向 150
 (5)膜型人工肺の価格 151
 (6)人工肺のメーカー 152
5.9 その他 153
5.9.1 コーティング液の脱気 153
 (1)コーティング液の脱気の必要性 153
 (2)コーティング液の脱気方法と問題点 154
 (3)脱気膜によるコーティング液の脱気 154
  A.加圧/減圧脱気法  B.昇温脱気法  
5.9.2 無重力下での脱泡/脱気 156
 (1)無重力下での脱泡/脱気のニーズと特殊性 156
 (2)遠心力と脱気膜の併用法 156
 (3)電磁力と脱気膜の併用法 157
5.9.3 繊維への脱気水の浸透性 158
 (1)撥水加工布への吸水性 158
 (2)吸水速度 159
5.9.4 活魚水槽への酸素の給気 160
 (1)酸素発生剤と水の隔離 160
 (2)密封活魚輸送容器の通気性確保 161
 (3)活魚輸送水槽の動揺防止 161
5.9.5 人工鰓(エラ) 162
 (1)宇宙ステーション 162
 (2)潜水船 164
 (3)水中ドーム 165
   
 第6章 脱気、注気技術に関する文献情報(210件)  
6.1 脱気に関する文献リスト(129件) 167
6.2 人工肺に関する文献リスト(81件) 174
   
 第7章 脱気、注気技術に関する新聞情報(105件)  
7.1 脱気に関する新聞抄録(77件) 180
7.1.1 日付順リスト 180
7.1.2 会社別リスト 183
7.1.3 抄録 187
7.2 人工肺に関する新聞抄録(28件) 207
7.2.1 日付順リスト 207
7.2.2 会社別リスト 208
7.2.3 抄録 210
   
 第8章 脱気、注気技術に関する特許情報(1,021件)  
8.1 脱気に関する特許リスト(855件) 219
8.1.1 分野別リスト 219
8.1.2 出願人別リスト 246
8.2 人工肺に関する特許リスト(166件) 274
8.2.1 分野別リスト 274
8.2.2 出願人別リスト 279

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