機能性包装材料開発の最新動向


 本調査レポートは、ガスバリア性・保香性包装材料、土壌中や水中で自然分解する生分解性包装材料、密封できると同時に、ハサミや缶切りを使わずとも手で簡単に開けられる易開封性包装材料、好気性細菌の繁殖をシャットアウトする脱酸素包装、野菜や果物の熟成ホルモンであるエチレンガスを吸収する包装材料、抗菌性包装材料、ガス置換包装などの鮮度保持包装、電子レンジやオーブンで調理可能な、あるいはレトルト殺菌が可能な耐熱性包装材料等、各種機能性包装材料の開発動向について詳述したものです。素材としては紙・段ボール、プラスチックス、ガラス、金属およびこれらの複合材料を取り上げています。
 また、省資源・薄肉化、リターナブル化、リサイクル適性、PVC・PVDC代替包装材料、ダイオキシン等の環境ホルモン対策包装材料など、環境対応包装材料の開発動向について詳説しました。さらに容器包装リサイクル法について具体的に実例をあげて分かり易く解説するとともに、容器包装リサイクルに関連する行政、企業、団体の動きについても調査しました。

   □体裁 A4判 403ページ
   □税込価格 71,400円
   □送料 弊社負担
   □発行 2000.11

第1章 機能性包装材料の現状と将来動向
第2章 ガスバリア性・保香性包装材料の開発動向
第3章 生分解性包装材料の開発動向
第4章 環境対応包装材料の開発動向
第5章 易開封性・再封性包装材料の開発動向
第6章 鮮度保持包装材料の開発動向
第7章 紙・段ボール製包装材料の開発動向
第8章 ガラス製包装材料の開発動向
第9章 金属製包装材料の開発動向
第10章 耐熱性包装材料の開発動向
第11章 容器包装リサイクル法と機能性包装材料

 第1章 機能性包装材料の現状と将来動向
 1.1 包装の役割と機能性包装材料 1
 1.2 包装材料と環境 1
 1.3 機能性包装材料を取り巻く新たな潮流 3
 第2章 ガスバリア性・保香性包装材料の開発動向
 2.1 はじめに 5
 2.2 ガス透過の基礎 5
  2.2.1 包材中を透過するガス輸送機構 5
  2.2.2 気体透過度と気体透過係数 6
 2.3 ガス透過の理論 8
  2.3.1 毛細管流れ 8
  2.3.2 活性化拡散流れ 9
 2.4 ポリマー構造とガス透過性 10
  2.4.1 ポリマーのガス透過性に影響するファクター 10
  2.4.2 パーマコール値とガス透過度 14
 2.5 各種フィルムのガス・水蒸気バリア性 18
 2.6 酸素ガス透過度の湿度依存性 22
  2.6.1 湿度依存性が現れる理由 22
  2.6.2 各種フィルムのガス透過度の湿度依存性 22
 2.7 酸素および水蒸気透過度の温度依存性 25
 2.8 各種バリア樹脂とその特徴 27
  2.8.1 エチレン・ビニルアルコール共重合体 27
   (1) 概要 27
   (2) エチレン共重合比率と物性 28
   (3) EVOHと他の樹脂とのガスバリア性比較 30
   (4) ガスバリア性の温湿度依存性 31
  2.8.2 塩化ビニリデン 32
  2.8.3 ポリアクリロニトリル 35
  2.8.4 ポリビニルアルコール 37
  2.8.5 その他のガスバリア樹脂 41
 2.9 透明蒸着フィルム 43
  2.9.1 概要 43
  2.9.2 蒸着方法 45
  2.9.3 酸化ケイ素蒸着フィルム 46
  2.9.4 酸化アルミ蒸着フィルム 47
  2.9.5 透明蒸着フィルムの課題と今後の展望 48
 2.10 ガスバリア性・保香性包装材料開発の最新動向 49
 第3章 生分解性包装材料の開発動向  
 3.1 はじめに 57
 3.2 分解性プラスチックの種類と定義 58
 3.3 生分解性プラスチックの開発動向 60
  3.3.1 微生物系生分解性プラスチック 61
  3.3.2 化学合成系生分解性プラスチック 62
  3.3.3 天然高分子系生分解性プラスチック 68
  3.3.4 生物崩壊性プラスチック 71
  3.3.5 生分解性プラスチックの新しい動き 72
 3.4 生分解性の試験・評価方法  78
 第4章 環境対応包装材料の開発動向  
 4.1 はじめに 81
 4.2 ダイオキシン対策 85
  4.2.1 ダイオキシン問題の現状と規制 85
  4.2.2 ダイオキシン対策包装材料の開発動向 88
 4.3 PVC、PVDC代替 89
  4.3.1 ラップフィルム 89
  4.3.2 ストレッチフィルム 89
  4.3.3 シュリンクフィルム 90
  4.3.4 クリアパッケージ 91
  4.3.5 透明ガスバリア包装材料 92
  4.3.6 PVC、PVDC代替包装材料の最新動向 93
 4.4 包装材料と環境ホルモン 94
 4.5 省資源・薄肉化・リターナブル化 98
 4.6 その他 103
 第5章 易開封性・再封性包装材料の開発動向  
 5.1 はじめに 106
 5.2 易開封性・再封性包装とは 107
 5.3 易剥離(ピーラブル)包装材料 109
  5.3.1 ピーラブル蓋材用シーラント 109
  5.3.2 ピーラブル蓋材の剥離機構 111
   (1) 界面剥離タイプ 112
   (2) 層間剥離タイプ 112
   (3) 凝集剥離タイプ 113
   (4) 各種剥離タイプの比較 113
  5.3.3 ピーラブル包装材料の開発事例 115
   (1) 概要 115
   (2) 出光石油化学(株)の「マジックトップ」 115
   (3) 住友ベークライト(株)の「スーパーピールトップ」 117
   (4) 東洋製罐(株)の「エポックシール」 119
   (5) 東洋アルミニウム(株)の「花びらシール」 123
   (6) 東洋アルミニウム(株)の「E.O.パウチ」 124
   (7) 三菱アルミニウム(株)の2層式蓋材「アルザアップ」 126
   (8) 東洋アルミニウム(株)の部分開封蓋材「P.O.TOP」 128
   (9) 三菱化学(株)、和田化学工業(株)の「VMX」フィルム 129
   (10) 三井・デュポンポリケミカル(株)のシール樹脂「CMPS] 131
   (11) 東燃石油化学(株)の[EPLフィルム」 133
   (12) 東タイ(株)の「ヒクト」「ヒクトレンジパック」 134
   (13) (株)メイワパックスの「レンジ調理専用袋MP-2001」 135
 5.4 易引き裂き(イージー・ティア)包装材料 137
  5.4.1 易引裂き包装材料の開発動向 137
  5.4.2 シュリンク包装の易開封方法 137
  5.4.3 易引き裂き包装材料の開発事例 140
   (1) (株)細川洋行の「FCカット」 140
   (2) 旭化成ポリフレックス(株)の「マジックカット」「リングカット」「マジックオープン」 141
   (3) 岡田紙業(株)の「Hi-GAL」 143
   (4) 大日本印刷(株)の「Laser Tear Guide」 146
   (5) 岡田紙業(株)の「らくらくカット」 147
   (6) 出光石油化学(株)の「ユニアスロンTB」 148
   (7) 日本石油化学(株)の「NPフィルム」 150
   (8) 本州産業(株)の「ニューアック1000システム」 151
   (9) 信越ポリマー(株)の「シンエツイージーオープン包装システム」 152
   (10) フジシール(株)の惣菜・弁当用開封ラベルシステム 153
 5.5 その他のイージー・オープン包装材料 154
  5.5.1 イージー・オープン缶 154
  5.5.2 その他イージー・オープン包装材料開発事例 156
   (1) (有)谷啓製作所のスチール製「WセーフティEOE」 156
   (2) 日本クラウンコルク(株)の「リンガード」キャップ 158
   (3) 東洋アルミニウム(株)の座薬用パッケージ「Tensile Pack」 160
   (4) 東洋アルミニウム(株)の電子レンジ対応「アルエレパウチ」 161
   (5) 花王(株)の易開封性フラットトップ型ミルクカートン 162
   (6) 大日本印刷(株)「ひっぱり上手」 165
   (7) 東洋科学(株)の易開封性紙パック「スパット・パック」 166
 5.6 易開封性・再封性包装材料開発の最新動向 168
 第6章 鮮度保持包装材料の開発動向  
 6.1 はじめに 172
 6.2 青果物の鮮度保持 174
  6.2.1 青果物の生理活性と鮮度 174
  6.2.2 呼吸作用 175
  6.2.3 エチレン作用 175
  6.2.4 蒸散作用 176
  6.2.5 栄養成分の分解 177
  6.2.6 温度 178
  6.2.7 相対湿度 181
  6.2.8 ガス環境 181
 6.3 食品の化学的変化と変質 183
  6.3.1 油脂の酸化 183
  6.3.2 非酵素的褐変 186
  6.3.3 食品の色素・ビタミンの劣化 187
 6.4 食肉・鮮魚の鮮度保持 188
  6.4.1 食肉・鮮魚の変敗と鮮度保持包装 188
  6.4.2 肉色素の発色と鮮度 189
  6.4.3 魚肉の鮮度とK値 190
  6.4.4 温度管理と鮮度保持 190
 6.5 微生物の増殖に影響する要因 192
  6.5.1 食品の微生物変敗 193
  6.5.2 水分活性(Aw) 194
  6.5.3 水素イオン濃度(pH) 195
  6.5.4 温度 196
  6.5.5 浸透圧 197
  6.5.6 酸素 197
  6.5.7 圧力 197
 6.6 抗菌性包装材料 198
  6.6.1 はじめに 198
  6.6.2 天然抗菌物質 199
   (1) 概要 199
   (2) アリルカラシ油 199
   (3) ヒノキチオール 201
  6.6.3 銀・銅などの無機系抗菌剤の抗菌メカニズム 204
  6.6.4 抗菌剤および抗菌包装材料の開発動向 204
 6.7 脱酸素包装 210
  6.7.1 脱酸素包装とは 210
  6.7.2 脱酸素メカニズムと脱酸素包装の特徴 212
   (1) 脱酸素剤の分類とその反応 212
   (2) 自立反応型と水分依存型 212
   (3) 脱酸素剤包装の特徴 213
  6.7.3 脱酸素剤の開発動向 213
  6.7.4 脱酸素機能を有する包材の開発動向 214
 6.8 ガス置換包装 216
  6.8.1 ガス置換包装とは 216
  6.8.2 二酸化炭素の制菌作用 217
  6.8.3 精肉・赤身魚の肉色とガス置換包装 218
  6.8.4 ガス置換包装の効果とその用途 219
  6.8.5 ガス置換包装の応用例 220
  6.8.6 ガス置換包装材料の開発動向 222
  6.8.7 ガス置換包装とガス置換剤包装と脱酸素剤包装の比較 223
 6.9 エチレンガス吸収包装 225
  6.9.1 エチレンガス吸収包装とは 225
  6.9.2 エチレン吸収包装材料の開発動向 228
  6.9.3 吸着タイプおよび分解タイプのエチレン除去剤 229
 6.10 その他の鮮度保持包装材料開発動向 232
 第7章 紙・段ボール製包装材料の開発動向  
 7.1 はじめに 237
 7.2 紙・板紙の種類とその性質 238
  7.2.1 薄葉包装紙と紙袋 239
  7.2.2 日本製紙の脱アルミ・脱PE遮光防湿紙「つつむんです」 239
  7.2.3 タナカヤの生分解性樹脂塗工紙「グリーンラミ」 241
  7.2.4 板紙と紙器 243
  7.2.5 興陽製紙の耐水・耐油性板紙「エコバリー」 249
  7.2.6 凸版印刷の高機能性食品容器「ア・ラ・カルトン」 250
 7.3 段ボールその種類と規格 253
 7.4 強化段ボール箱 256
  7.4.1 概略 256
  7.4.2 トーモクの圧縮強化段ボール「トモコアS」「IPFシステム」 257
  7.4.3 トーモクの罫線強化段ボール「トモハードL」 258
  7.4.4 本州製紙の「OCTO POST」 258
  7.4.5 その他の強化段ボール 260
 7.5 防水段ボール箱 260
  7.5.1 概要 260
  7.5.2 王子製紙のリサイクル型強耐水段ボール 262
 7.6 断熱段ボール箱 265
  7.6.1 概要 265
  7.6.2 石崎産業の「エコクールダン」 265
  7.6.3 レンゴーの「レンクール」「コルフォーム・S」 266
 7.7 鮮度保持段ボール 266
  7.7.1 トーモクの「バイオフレッシュDAN」 266
  7.7.2 石崎産業の「FH段ボール」 267
  7.7.3 富士段ボール工業の「抗菌・防虫段ボールケース」 267
  7.7.4 東罐興業の「T-CA段ボール」 267
 7.8 緩衝性段ボール 269
  7.8.1 石崎産業の「ソフトダン」 269
  7.8.2 レンゴーの「コルフォーム」 269
 7.9 防蝕段ボール 271
  7.9.1 概要 271
  7.9.2 レンゴーの「ガストルデ」 271
 7.10 バッグインボックス 272
 7.11 凸版印刷の脱アルミ箔紙パック「EP-PAK・GL」 277
 7.12 紙系包装材料開発の最新動向 279
 第8章 ガラス製包装材料の開発動向  
 8.1 はじめに 288
 8.2 ガラスびん成形技術の課題 289
 8.3 ガラスの強化方法 290
  8.3.1 ホットコーティングとコールドコーティング 291
  8.3.2 ブルーム処理 291
  8.3.3 化学強化 291
  8.3.4 ポリマーコーティング 291
  8.3.5 プレラベルびん 294
 8.4 ゾルゲル法による着色ガラスびん(NEDO地域コンソーシアム研究開発事業) 295
 8.5 キリンビールの「ハイブリッドコートボトル」 297
 8.6 ガラスびんの軽量化 300
 8.7 エコボトル 302
 8.8 機能性ガラスびん開発の最新動向 303
 第9章 金属製包装材料の開発動向  
 9.1 はじめに 306
 9.2 容器用金属材料の種類と特徴 306
  9.2.1 ぶりき 306
  9.2.2 ティンフリースチール(TFS) 308
  9.2.3 アルミニウム 309
  9.2.4 金属系複合材料・容器 310
 9.3 金属容器の種類とその用途 312
  9.3.1 スリーピース缶 313
  9.3.2 ツーピース缶 316
  9.3.3 金属チューブ 318
 9.4 イージーオープン蓋 319
 9.5 金属製包装材料開発の最新動向  320
 第10章 耐熱性包装材料の開発動向  
 10.1 各種包装材料用耐熱樹脂 324
  10.1.1 ポリプロピレン 324
  10.1.2 ポリ-4-メチルペンテン-1 326
  10.1.3 ポリエステル 328
  10.1.4 ポリカーボネート 330
  10.1.5 ポリエーテルイミド 331
  10.1.6 ポリアリレート 331
  10.1.7 その他の包装材料用耐熱樹脂 332
 10.2 電子レンジ用包装材料 333
  10.2.1 電子レンジ用包装材料とは 333
  10.2.2 電子レンジ用包装材料と技術動向 336
  10.2.3 電子レンジ調理用自動開口袋 341
   (1) はじめに 341
   (2) 東タイの「ヒクトレンジパック」 341
   (3) メイワパックスの「レンジでポン」 343
 10.3 デュアルオーブナブル包装材料 346
  10.3.1 デュアルオーブナブル包装材料とは 346
  10.3.2 デュアルオーブナブル包装材料と技術動向 347
 10.4 レトルト殺菌用包装材料 349
  10.4.1 レトルト殺菌技術の背景 349
  10.4.2 レトルト殺菌包装材料に求められる特性 349
  10.4.3 レトルト食品と他の加工食品との比較 350
  10.4.4 レトルト殺菌用包装素材 351
  10.4.5 レトルト食品包装材料の構成 353
  10.4.6 レトルトパウチの技術開発動向 355
  10.4.7 レトルト食品の市場動向 359
  10.4.8 レトルト食品に関する法規制 361
   (1) 食品衛生法とJAS法 361
   (2) 「容器包装詰め加圧加熱殺菌食品」用容器包装の規格 361
   (3) 日本農林規格 362
 10.5 耐熱性包装材料開発の最新動向 362
 第11章 容器包装リサイクル法と機能性包装材料  
 11.1 はじめに 370
 11.2 容器包装リサイクル法の対象となる容器包装とは? 371
  11.2.1 容器包装の種類 371
  11.2.2 容器包装の定義と対象品目 373
  11.2.3 容器包装リサイクル法の対象外になる品目は? 374
 11.3 リサイクル義務が適用される特定事業者とは? 375
  11.3.1 再商品化(リサイクル)義務を担う事業者 375
  11.3.2 容器包装の利用やその製造を他に委託した場合 376
  11.3.3 誰が特定容器製造事業者となるのか? 376
  11.3.4 リサイクル義務のある特定事業者のタイプ 376
 11.4 再商品化(リサイクル)とは具体的にどういうことなのか? 377
  11.4.1 ガラス製容器の再商品化方法 378
  11.4.2 PETボトルの再商品化方法 378
  11.4.3 プラスチック製容器包装・発泡スチロールトレーの再商品化方法 378
   (1) プラスチック原材料として再商品化 379
   (2) 高炉の還元剤として再商品化 379
   (3) コークス炉化学原料化 379
   (4) 油化 379
   (5) ガス化 379
  11.4.4 紙製容器包装の再商品化方法 379
 11.5 再商品化義務の履行ルート 381
  11.5.1 再商品化義務の履行ルート 382
  11.5.2 指定法人に再商品化を委託する場合の単価 383
 11.6 再商品化義務量の算定 383
  11.6.1 排出見込み量の算定 387
  11.6.2 ケーススタディ 387
   (1) 自主算定方式を採用した例 388
   (2) 簡易算定を採用した例 388
 11.7 容器包装リサイクル法、今後の動き 389

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