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スーパーエンプラ微粒子の新展開
-材料の高性能化と新規素材開発-
T 素材製造編


 スーパーエンジニアリングプラスチック(スーパーエンプラ)は、耐熱性、耐溶剤性、機械的特性、電気絶縁性等に優れるエンジニアリングプラスチックの中でも、特に150℃以上という非常に高い熱変形温度で、化学的及び機械的に極めて安定な性質を有するものであり、さまざまな技術分野で利用が進んでいます。
 また、プラスチックの微粒子は、比重が小さい、比表面積が大きい、表面の化学修飾が容易、他の材料との複合化が可能であることから多くの分野で利用されているものの、そのほとんどが汎用プラスチックの微粒子であるため、耐熱性、機械的性質、耐溶剤性に難点があり、信頼性や耐久性を要する部材での利用は困難です。そこでスーパーエンプラの微粒子に期待が寄せられています。
 本書は全2巻(T.素材製造編、U.素材応用編)の1巻目です。スーパーエンプラ微粒子の一般的製造方法、また各樹脂に特化したスーパーエンプラ微粒子の製造法やスーパーエンプラ微粒子の利用例を取り上げました。

U.素材応用編のページはこちら
 
    □体裁 A4判141ページ
    □価格 本体46,000円+消費税
          I編、U編の両方をお買い上げいただく場合は120,000円(税別)+ CD付
    □送料 弊社負担
    □発行 2017年6月

章 目 次

 第1章 スーパーエンジニアリングプラスチックと微粒子
 第2章 スーパーエンプラ微粒子の製造方法
 第3章 炭素微粒子、その他複合微粒子の製造方法
 第4章 微粒子の利用例

詳 細 目 次

 
T 素材製造編 1
第1章 スーパーエンジニアリングプラスチックと微粒子 1
 1.1 スーパーエンジニアリングプラスチック 1
   (1) スーパーエンジニアリングプラスチックの特性 1
   (2) 日本のメーカーとウェブサイト 7
 1.2 ポリマー微粒子の一般的製造方法 10
引用文献(第1章) 13
 
第2章 スーパーエンプラ微粒子の製造方法 15
 2.1 微粒子製造方法 15
  2.1.1 2相への相分離を活用した製造方法 15
   (1) 相分離系の活用による熱可塑性樹脂の微粒子の制御 15
   (2) 相分離系の活用による特定のガラス転移点を有するポリマーの微粒子径分布の制御 17
  2.1.2 イオン性液体を用いた製造方法 19
  2.1.3 超臨界流体を用いた複合微粒子製造方法 21
  2.1.4 無機分散剤と非水系媒体とを含有する混合液を用いた微粒子合成 24
 2.2 材料に特化した製造方法 27
  2.2.1 ポリイミド 27
   (1) ポリイミド微粒子の製造法の概要 27
   (2) ポリイミド微粒子、微粒子凝集体の合成 27
    (A) 臨界温度を利用したポリイミド凝集体の合成 27
    (B) マイクロリアクターを用いたポリアミド酸微粒子、ポリイミド微粒子の連続製造法 30
    (C) 超臨界流体を用いたポリイミド微粒子分散液、ポリイミド微粒子 32
    (D) 超臨界流体を用いた高純度ポリイミド前駆体、ポリイミドの製造方法 35
   (3) カルボキシル基を含有するポリイミド系樹脂水性分散体 38
   (4) 球状複合化ポリアミック酸微粒子およびポリイミド微粒子 39
   (5) 単分散性に優れたポリアミック酸微粒子 42
   (6) ポリイミド微粒子の高度な結晶性、高次構造の制御による高機能化 45
   (7) 高い熱酸化安定性を有するポリイミド粉末 47
2.2.2 その他非晶性樹脂 50
   (1) ポリアミドイミド微粒子、分散体の製造技術 50
    (A) 良溶媒、貧溶媒、界面活性剤の適切な組み合わせによるポリアミドイミド製造技術 50
    (B) ポリアミドイミド樹脂粉末を分散剤としたポリイミド系樹脂水系分散体の製造 52
   (2) ポリアミドイミド樹脂微粒子分散液 55
   (3) 多孔質ポリベンゾイミダゾール微粒子樹脂 57
   (4) 芳香族ポリエーテルスルホン(PES)粒子 59
    (A) 粒子径分布が小さいPES微粒子の2相の相分離系による製法 59
    (B) 粒子径分布が小さいPES微粒子の2相の相分離系における物性規定 59
  2.2.3 結晶性樹脂 59
   (1) 粒径制御されたポリフェニレンスルフィド(PPS)微粒子 59
   (2) フッ素樹脂粉末 62
    (A) 加工や再分散に適したフッ素ポリマー粉末材料 62
    (B) 粉体塗料に好適なフッ素系重合体粉末 64
    (C) 変性PTFE微粒子 65
   (3) ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)水性分散液 67
    (A) APFO濃度が低いPTFE低濃度水性分散液を原料としたPTFE 高濃度水性分散液の製造方法 67
    (B) APFOを用いない非溶融加工性PTFE水性分散液の製造 72
     @) パーフルオロヘキサン酸等および反応性乳化剤によるTFE重合 72
     A) 高反応性モノマーを添加した組成の重合による水性分散液の安定性改良 75
   (4) ETFE 微粒子含有フッ素樹脂オルガノゾル 76
引用文献(第2章) 76
 
第3章 炭素微粒子、その他複合微粒子の製造方法 81
 3.1 炭素微粒子 81
  3.1.1 合成樹脂微粒子を用いた炭素微粒子の製造技術の概要 81
  3.1.2 スーパーエンプラ微粒子を原料にした炭素微粒子 83
   (1) ポリアクリロニトリル共重合体微粒子の炭化焼成による炭素微粒子 83
   (2) ポリアミドイミド微粒子の炭化焼成による炭素微粒子 85
   (3) 炭素化した芳香族ポリイミドからなる微粒子炭素触媒 87
  3.1.3 金属含有炭素微粒子、多孔質炭素微粒子 90
   (1) 金属含有炭素微粒子の製造 90
   (2) 多孔質構造を有する炭素微粒子 93
 3.2 複合粒子、中空微粒子、導電性微粒子 95
   (1) 高分子粒子を用いた量子ドットマイクロ微粒子 95
   (2) 金属ナノ粒子/ポリイミド複合微粒子 97
   (3) ポリイミド中空微粒子 99
   (4) PTFE微粒子を原料とした導電性微粒子 102
引用文献(第3章) 104
 
第4章 微粒子の利用例 106
 4.1 硬化性樹脂組成物 106
   (1) 多孔質の不溶融性ポリマー 109
   (2) 取り扱い性に優れ硬化後の樹脂強度が高い硬化性樹脂組成物 109
   (3) 焼成型PTFE粒子を用いた難燃性ポリウレタン樹脂用熱硬化型組成物 111
 4.2 微粒子の取り扱い向上 115
   (1) PIパウダーとフッ素樹脂パウダーによる混合粉体の凝集体調製 115
   (2) 流動性、充填性に優れたポリイミドパウダー組成物 118
   (3) 少量で難燃性、ドリップ防止効果を向上させることができるPTFEパウダー組成物 121
   (4) PTFEの凝集粉末とフィラー粉末による均一混合粉末ペースト押出成形用粉末 123
   (5) 水硬性材料用混和剤の利用 松本油脂製薬 125
   (6) ナノ物質を繊維状のまま分散混合させる方法 127
 4.3 成形品の製造方法 127
   (1) クラックのないフッ素樹脂成形品の製造方法 127
   (2) 圧紛体を真空下または不活性ガス雰囲気中で加熱する芳香族ポリイミド成形品 130
引用文献(第4章) 132
 
添付資料 本書で取り上げた主な特許一覧 133

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