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電子ペーパーの新展開
−最新の技術、製品、市場の動向−


 電子ペーパーを使った商品は、電子値札としては既に使用されており、電子ブックとしては、ソニーのLIBRIe、松下電器のWORDS GEARが商品化されていて、誰でも実際に見てみることができます。広告用途でも、日立製作所とJR東日本が東京駅そして山手線内で実証実験を行いました。電子ペーパーは研究開発のニュースではなく、もう商品の形で社会的なデビューをしつつあります。
 本書はこの電子ペーパーについて鳥瞰することを目的に、資料・情報を整理し、各章ごとに、違った視点から電子ペーパーを見ようとしたものです。すなわち、世界中で開発が活発化、実用化の波が起こっている電子ペーパーについて、以下の観点からまとめたものです。

★第1章: 概要として全体的な位置づけを
★第2章: 電子ペーパーに関する多くの技術を分類整理、及びその開発経過を詳述
★第3章: 主な電子ペーパーについて技術内容を詳述
★第4章: 社会の基礎的な材料・道具を目指す電子ペーパーとして重要性の高い規格化の問題を展望
★第5章: 最近4,5年間の電子ペーパーの試作・開発品、商品などのニュースを網羅・整理
★第6章: 電子ペーパー製品に関するユーザー側の評価結果を記述
 
    □体裁 A4版 218頁
    □価格 本体68,000円+消費税
    □送料 弊社負担
    □発行 2007年12月

章 目 次

第1章 電子ペーパー
第2章 開発の歴史
第3章 主な電子ペーパーの技術内容
第4章 規格・フォーマット
第5章 各社の試作品・新製品発表
第6章 パフォーマンス評価

詳 細 目 次

 
第1章 電子ペーパー 1
 1.1 電子ペーパーのコンセプト 1
   (1) 紙のように薄くて、曲げることもできるフレキシブル・ディスプレイ 1
   (2) リライタブル・ペーパー 1
 1.2 用途 2
   (1) ドキュメント、メモ 2
   (2) 電子書籍 2
   (3) 雑誌、新聞 2
   (4) 他の機器との連携 3
   (5) 電子タグ 3
   (6) チラシ、POP 3
 1.3 開発動向 3
  1.3.1 E Ink陣営とXerox陣営 3
  1.3.2 液晶系の電子ペーパー 4
  1.3.3 NHK技研 4
   (1) フレキシブル液晶ディスプレイの開発 5
   (2) フレキシブル有機ELディスプレイの開発 5
   (3) 有機TFTの開発 5
  1.3.4 電子書籍コンソーシアム 6
  1.3.5 ΣBookとLIBRIe 7
   (1) ΣBook 7
   (2) LIBRIe  7
  1.3.6 Intel社のプラットフォーム戦略における電子ペーパー 8
 1.4 市場 9
  1.4.1 電子書籍の市場 9
  1.4.2 有機ELの市場 12
 引用文献 13

第2章 開発の歴史
15
 2.1 電気泳動方式その他の電子ペーパー開発史 15
  2.1.1 松下電器の初期の開発 15
  2.1.2 E Ink及びXerox(Gyricon)の開発 15
  2.1.3 日本の開発 16
 2.2 各種の電子ペーパー 17
 2.3 特許出願から見た開発経過 19
  2.3.1 電気泳動方式 19
  2.3.2 ツイストボール方式 24
  2.3.3 帯電トナー型表示、電子粉流体方式 29
  2.3.4 液晶関連技術 32
 2.4 電子ペーパー応用の開発史  36
  2.4.1 2000年代の動向 36
  2.4.2 電子書籍コンソーシアム 37
  2.4.3 ΣbookとLIBRIe 38
  2.4.4 POPその他の応用 38
 引用文献 38

第3章 主な電子ペーパーの技術内容
39
 3.1 E Ink 39
  3.1.1 E Ink 39
  3.1.2 顔料 40
  3.1.3 ポリマーシェル 40
  3.1.4 内部相の調整 44
  3.1.5 内部相のカプセル化 44
  3.1.6 ディスプレイの調製 45
  3.1.7 特性の評価 46
  3.1.8 その他 48
 3.2 SiPix 50
  3.2.1 構造 50
  3.2.2 マイクロカップの製造 50
   (1) 雄型の製造 50
   (2) マイクロエンボス処理によるマイクロカップ形成 51
  3.2.3 懸濁物/分散物の調製 52
   (1) 媒体 52
   (2) 帯電色素粒子 53
   (3) 黒/白電気泳動ディスプレイの場合 54
  3.2.4 マイクロカップのシーリング 54
  3.2.5 モノクロ電気泳動ディスプレイの製造 54
  3.2.6 マルチカラー電気泳動ディスプレイの製造工程 55
 3.3 ブリヂストン 57
  3.3.1 粒子の作製 58
   (1) 粒子化法粉流体の骨格となる粒子の作成法 58
   (2) 樹脂の例 58
   (3) 帯電制御剤の例 59
   (4) 着色剤の例 59
   (5) 無機系添加剤の例 59
   (6) 樹脂の安定性 59
   (7) 粒子の形状、粒子径と分布 59
  3.3.2 粉流体 60
   (1) エアロゾル状態の範囲 60
   (2) 粉流体の見かけ体積の時間変化 61
   (3) 平均粒子径 61
   (4) 粒子径分布 61
  3.3.3 エアロゾル状態を示す粉流体製法例 61
  3.3.4 粉流体の充填量 62
  3.3.5 基板 62
  3.3.6 電極 63
  3.3.7 隔壁 63
  3.3.8 代表的な特性 64
 3.4 Gyricon 65
  3.4.1 マイクロカプセル化されたジリコンビード 67
  3.4.2 マイクロカプセル化されたジリコンビードの製造 68
  3.4.3 材料 70
  3.4.4 サイズ 70
 3.5 コレステリック液晶 70
  3.5.1 富士ゼロックス 71
  3.5.2 富士通  76
  3.5.3 カラー化 77
 3.6 その他有機色素系 78
  3.6.1 東芝のe-blue 78
  3.6.2 リコーのRECO View 81
 引用文献 82

第4章 規格・フォーマット
85
 4.1 規格化〜「拡大する電子ペーパー市場と機械産業の
    取り組みについての動向調査」の提言
85
 4.2 電子ペーパーの規格化すべき項目 89
  4.2.1 ペーパーライクディスプレイの規格化項目 90
  4.2.2 リライタブルペーパーの規格化項目 91
  4.2.3 関係する既存規格 92
 4.3 電子ペーパーシステムの標準化 95
 4.4 電子書籍のフォーマット 98
  4.4.1 電子書籍のファイル形式の現状 98
   (1) 90年代以降の主な電子書籍関係プロジェクト 98
   (2) 現在使われている文書ファイルフォーマット  99
   (3) 電子書籍の著作権対策 103
  4.4.2 XMDF(Mobile Document Format)モバイル・ドキュメント・フォーマット 103
  4.4.3 ドットブック 105
  4.4.4 松下電器産業のΣブックとWORDS GEAR 105
  4.4.5 BBeB(Broad Band e-Book) 105

第5章 各社の試作品・新製品発表
108
 5.1 e Book 108
 5.2 巻物型e Book 121
 5.3 電子ペーパー シートデバイス 125
  5.3.1 E Ink 125
  5.3.2 SiPix 135
  5.3.3 Gyricon 138
  5.3.4 ブリヂストン 140
  5.3.5 富士ゼロックス 143
  5.3.6 富士通 145
  5.3.7 シャープ 149
  5.3.8 マジマ研究所 150
 5.4 カラー電子ペーパー 151
  5.4.1 E Ink 151
  5.4.2 ブリヂストン 155
  5.4.3 富士通 158
 5.5 小型ディスプレイ 159
 5.6 POPなど大型ディスプレイ 165
  5.6.1 E Ink 165
  5.6.2 SiPix他 171
  5.6.3 ブリヂストン  173
 5.7 企業提携、生産体制整備 178
 5.8 アライアンス 179
 5.9 リライタブルペーパー 182
  5.9.1 東芝 e-blue 182
  5.9.2 リコー RECO View 182

第6章 パフォーマンス評価
184
 6.1 電子ブックのパフォーマンス評価 184
  6.1.1 電子ブック、そしてディスプレイと文庫本 184
   (1) 富士ゼロックスの研究 184
   (2) 日本工業大学磯野研究室の研究 184
   (3) 東海大学面谷研究室の研究 187
   (4) 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科での電子ペーパーの評価実験 189
  6.1.2 ΣBookとLIBRIe 190
   (1) ΣbookとLIBRIeの仕様比較 191
   (2) ビジネス機械・情報システム産業協会の調査(平成16年度) 193
   (3) 北海道東海大学国際文化学部での
       「マルチモーダルインターフェース型電子教材の研究(2004年)
200
   (4) 東京電機大学理工学部社会学科3年のゼミでの
       電子教科書による実証実験(2005年)
201
  6.1.3 読書装置と閲覧ソフトの操作性 204
 6.2 電子新聞 207
 6.3 POP用電子ペーパーのパフォーマンス評価 208
  6.3.1 イシダの電子値札 208
  6.3.2 日立製作所のコンセプトと実証実験の結果 209
   (1) 電子ペーパーディスプレイ導入の狙い 209
   (2) 電子ペーパーディスプレイの主用途および市場 209
   (3) 商品化計画 210
   (4) 発表の反響 210
   (5) 電子ペーパーディスプレイの課題 212
   (6) その他 213
 6.4 その他 213
  6.4.1 e-blue 213
   (1) 東芝のe-blue 213
   (2) 大日本印刷におけるe-blue導入 214
   (3) 東京電力におけるe-blue導入 214
  6.4.2 RECO View 215
  6.4.3 LEPia 215
 引用文献 216
おわりに 218

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