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ライフサイクルアセスメント(LCA)の実際
−「製品のゆりかごから墓場まで」の環境影響評価−



 時代を先取りした環境負荷低減の道案内!

● 製品の原料調達から生産、流通、消費、リサイクル、廃棄にいたるまで、ライフサイクル全体での環境負荷を評価し、改善点を探っていくという、ライフサイクルアセスメント(LCA)の取り組みが今、注目を集めています。
● LCAは、環境負荷を減らすためには何を改善すべきかの指針を与えてくれるだけでなく、製品の全生涯にわたって、どの部分で最も大きなエネルギーが消費されているかが定量的に分かるため、製品設計の変更やプロセスの改善によるコスト削減の手段としても有用です。
● 国際標準化機構(ISO)では、現在、LCA規格化の作業が進められており、日本においても、ISOの成立と同時にJIS化されることが決まっています。企業の取引の際に、相手先に環境配慮を求める動きもあり、公共調達においても、環境にやさしいものを優先する「グリーン調達」が多くの国に広がっています。
● このように、省資源、省エネルギー、環境負荷の少ない製品・製造プロセスの開発など、地球環境保全は、もはや誰にとっても避けて通れぬものとなっています。ところが、真に「環境にやさしい製品」を設計・製造するには、LCAが不可欠だということは分かっていても、いざ、実際にLCAを行うとなると、何からどう始めてよいのか分からないというのが実状ではないでしょうか?
● 本調査レポートは、地球環境の現状に始まって、「LCAとは何か?」からその具体的手法までを分かりやすくまとめたものです。特に第5章では、当社が実際に行った飲料容器のライフサイクル分析について、詳細かつ具体的に述べました。この章を読んでいただければ、LCAの手順、調査方法が手に取るように分かります。ぜひご活用下さいますようご案内申しあげます。

  
   □体裁 A4判 244ページ
   □価格 本体65,000円+消費税
   □送料 弊社負担
   □発行 1996年6月
 

章 目 次


 第1章 序論
 第2章 ライフサイクルアセスメントの基礎
 第3章 LCAの具体的手順
 第4章 LCAの事例
 第5章 飲料容器のライフサイクル分析
 第6章 資料編
 
 

詳  細 目 次

 

第1章 序論
 
1.1 はじめに 1
1.2 企業に求められる環境対策 2
 1.2.1 廃棄物処理・リサイクル関連分野 2
 1.2.2 地球温暖化防止対策 3
 1.2.3 求められる環境に優しい製品 4
1.3 環境の現状 4
 1.3.1 大気汚染の現状 4
  (1) 窒素酸化物 4
  (2) 浮遊粒子状物質等 5
  (3) 二酸化硫黄 6
  (4) 一酸化炭素 7
  (5) 光化学オシキダントと非メタン炭化水素 8
 1.3.2 地球規模の大気環境の現状 9
  (1) 二酸化炭素その他の温室効果ガス 9
  (2) 成層圏オゾンとフロン等 11
  (3) 酸性雨 12
 1.3.3 水環境の現状 14
  (1) 重金属・有害化学物質など 14
  (2) 有機汚濁等 15
  (3) 土壌・地下水汚染 17
  (4) 排水処理の方法 20
 1.3.4 廃棄物の現状 21
  (1) 一般廃棄物 21
  (2) 産業廃棄物 22
1.4 急成長が予測されるエコビジネス 24

第2章 ライフサイクルアセスメントの基礎
 
2.1 ライフサイクルアセスメント(LCA)とは? 27
2.2 LCAの対象と目的 29
2.3 欧米の状況 31
 2.3.1 アメリカのLCA研究の歩み 31
 2.3.2 ヨーロッパのLCA研究の歩み 34
 2.3.3 ISO(国際標準化機構)の動き 35
 2.3.4 EUにおける規格化の現状 38
2.4 わが国の状況 39
 2.4.1 わが国のLCA研究の歩み 39
  (1) 化学経済研究所 39
  (2) プラスチック処理促進協会 39
  (3) 日本LCA研究会 39
  (4) 産業環境管理協会 40
  (5) エコマテリアル研究会 40
  (6) ニューマテリアルセンター 40
  (7) 地球環境産業技術研究機構 40
  (8) LCA日本フォーラム 40
 2.4.2 通産省の取り組み 41
  (1) 環境調和型素材開発促進委員会 41
  (2) LCA日本フォーラム 42
  (3) 環境行動計画のフォローアップを要請 43
 2.4.3 環境庁の取り組み 44
  (1) LCA手法の普及目指す 44
  (2) 環境保全型製品の新たな展開に関する検討会 44
 2.4.4 農林水産省の取り組み 45
 2.4.5 ISO国内委員会の動き 45

第3章 LCAの具体的手順
 
3.1 LCAの基本フレーム 48
3.2 目標の設定 48
3.3 インベントリー分析 51
3.4 システム境界の設定 55
3.5 環境への負荷の割り振り 55
3.6 インパクト評価 56
 3.6.1 分類(Classification) 57
 3.6.2 特性解析(Impact Analysis) 57
 3.6.3 評価(Evaluation) 60
  (1) スイス連邦/ミグロスのエコポイント 60
  (2) スウェーデンのEPS・ 61
  (3) エコビラン社の方法 63
  (4) ライデン大学の手法 63
  (5) 地球環境技術推進懇談会の手法 63
  (6) 評価統合法の問題点 66
 3.6.4 改善アセスメント 67
3.7 企業の環境対策とLCA ・ 68
 3.7.1 環境問題への対応とLCAの取組み 68
 3.7.2 法律に定められている企業の役割 71
  (1) 環境基本法 71
  (2) 環境基本計画 71
  (3) リサイクル法 72
  (4) 廃棄物処理法 72
  (5) 省エネ法 72

第4章 LCAの事例
 
4.1 プラスチックと代替物質のLCA…MRIの調査 74
4.2 飲料容器のLCA…MRIの調査 76
4.3 清涼飲料容器のLCA…Franklin Associatesの調査 78
4.4 HDPE製および紙製牛乳容器のLCA 81
4.5 発泡ポリスチレン容器と他素材容器の比較 83
 4.5.1 発泡PSとPEコート厚紙製蓋付き容器のLCA 83
 4.5.2 発泡PSコップと紙コップのLCA 83
 4.5.3 発泡PS容器と紙容器の燃焼特性 86
4.6 PE袋と紙袋のLCA 87
 4.6.1 ドイツ環境省の調査 87
 4.6.2 化学経済研究所の調査…通産省の委託 88
4.7 スイス連邦森林景観庁の調査 89
4.8 プラスチックリサイクルの環境負荷評価…野村総研の調査 91
4.9 日本生活共同組合の調査 92
4.10 飲料用紙容器と他の容器との比較…テトラパック環境セミナーより 95
 4.10.1 飲料1●当たりの包材量とその配送エネルギー 95
 4.10.2 牛乳用紙容器とリターナブル・ガラス容器の比較 96
 4.10.3 はちみつ飲料容器のLCA 99
 4.10.4 まとめ 101
4.11 地球環境産業技術研究機構の調査…NEDOの委託 102
 4.11.1 PETの解析・評価 102
 4.11.2 PSPの解析・評価 103
 4.11.3 環境負荷項目の評価総合手法 104
4.12 地球環境技術推進懇談会のLCA研究 106

第5章 飲料容器のライフサイクル分析
 
5.1 はじめに 113
 5.1.1 調査目的 113
 5.1.2 調査内容 114
  (1) 調査の対象 114
  (2) インパクト・スタディの項目 114
5.2 調査方法 114
 5.2.1 基本方針 114
 5.2.2 前提条件 115
 5.2.3 分析手順 117
5.3 調査結果(概要) 117
 5.3.1 調査対象容器のスペック 117
 5.3.2 エネルギー消費量 120
 5.3.3 水の消費量 120
 5.3.4 大気汚染物質の排出量 124
 5.3.5 固形廃棄物の排出量 124
5.4 PETボトルのライフサイクル分析(詳細) 129
 5.4.1 はじめに 129
 5.4.2 PETボトルのプロセスフロー 130
 5.4.3 ユニットプロセス 135
 5.4.4 原油の陸上輸送[プロセス7002] 137
  (1) プロセス原単位 137
  (2) エネルギー消費量 138
  (3) 水の消費量 138
  (4) 大気汚染物質の排出量 138
  (5) 固形廃棄物の排出量 138
 5.4.5 原油の海上輸送[プロセス7003] 139
  (1) プロセス原単位 139
  (2) エネルギー消費量 140
  (3) 水の消費量 140
  (4) 大気汚染物質の排出量 140
  (5) 固形廃棄物の排出量 140
 5.4.6 エチレングリコールの合成[プロセス7013] 140
  (1) プロセス原単位 140
  (2) エネルギー消費量 141
  (3) 水の消費量 141
  (4) 大気汚染物質の排出量 141
  (5) 固形廃棄物の排出量 141
 5.4.7 テレフタル酸の合成[プロセス7014] 141
  (1) プロセス原単位 141
  (2) エネルギー消費量 142
  (3) 水の消費量 142
  (4) 大気汚染物質の排出量 142
  (5) 固形廃棄物の排出量 142
 5.4.8 ボトル用PET樹脂の製造[プロセス7015] 142
  (1) プロセス原単位 143
  (2) エネルギー消費量 143
  (3) 水の消費量 143
  (4) 大気汚染物質の排出量 143
  (5) 固形廃棄物の排出量 143
 5.4.9 ボトル用PETペレットの輸送[プロセス7021] 143
  (1) プロセス原単位 143
  (2) エネルギー消費量 144
  (3) 水の消費量 144
  (4) 大気汚染物質の排出量 144
  (5) 固形廃棄物の排出量・ 144
 5.4.10 PVCシュリンクフィルムの成形[プロセス7023] 144
  (1) プロセス原単位 144
  (2) エネルギー消費量 145
  (3) 水の消費量 145
  (4) 大気汚染物質の排出量 145
  (5) 固形廃棄物の排出量 145
 5.4.11 PVCシュリンクラベルの製造[プロセス7024] 145
  (1) プロセス原単位 145
  (2) エネルギー消費量 145
  (3) 水の消費量 146
  (4) 大気汚染物質の排出量 146
  (5) 固形廃棄物の排出量 146
 5.4.12 PETボトルの成形[プロセス7034 146
  (1) プロセス原単位 146
  (1) PETペレットの荷下ろし、貯蔵、乾燥 147
  (2) ボトル本体の延伸ブロー成形 147
  (3) ラベリング、検びん 147
  (4) パレタイジング、包装 148
  (5) PET屑処理 148
  (2) エネルギー消費量 149
  (3) 水の消費量 149
  (4) 大気汚染物質の排出量 149
  (5) 固形廃棄物の排出量 149
 5.4.13 飲料充填[プロセス7043] 149
  (1) 生産地および生産規模 149
  (2) 生産フロー 150
  (3) 生産装置の規格、台数、使用エネルギーの種類 150
  (4) エネルギー消費量 151
  (5) 水の消費量 151
  (6) 大気汚染物質の排出量 151
  (7) 固形廃棄物の排出量 151
 5.4.14 ボトル入り飲料の輸送[プロセス7044] 152
  A.充填工場〜デポ 152
   (1) 輸送方法 152
   (2) 輸送場所、距離 152
   (3) エネルギー消費量 152
   (4) 水の消費量 152
   (5) 大気汚染物質の排出量 152
   (6) 固形廃棄物の排出量 152
  B.デポ〜スーパーマーケット 152
   (1) 輸送方法 152
   (2) 片道輸送距離 153
   (3) エネルギー消費量 153
   (4) 水の消費量 153
   (5) 大気汚染物質の排出量 153
   (6) 固形廃棄物の排出量 153
 5.4.15 スーパーマーケットでの貯蔵・陳列[プロセス7045] 153
  (1) 貯蔵方法 153
  (2) エネルギー消費量 153
  (3) 水の消費量 153
  (4) 大気汚染物質の排出量 153
  (5) 固形廃棄物の排出量 154
 5.4.16 空ボトルの輸送(混合ごみ扱い)[プロセス7047] 154
  (1) プロセス原単位 154
  (2) エネルギー消費量 156
  (3) 水の消費量 156
  (4) 大気汚染物質の排出量 156
  (5) 固形廃棄物の排出量 156
 5.4.17 空ボトルの焼却[プロセス7048 156
  (1) プロセス原単位 156
  (2) エネルギー消費量 156
  (3) 水の消費量 156
  (4) 大気汚染物質の排出量 156
  (5) 固形廃棄物の排出量 156
 5.4.18 インパクト・スタディ 157
 5.4.19 考察 157
  (1) エネルギー消費量 157
  (2) 水の消費量 162
  (3) 大気汚染物質の排出量 162
  (4) 固形廃棄物の排出量 163

第6章 資料編
 
6.1 イギリス規格BS7750 165
 6.1.1 日本環境システム、環境監査・認証を本格展開 165
 6.1.2 環境管理システム(BS7750)の細目 165
  (1) 適用範囲 165
  (2) 参照資料 166
  (3) 定義 166
  (4) 環境管理システムの要件 168
 6.1.3 付属書A−環境管理システムの要件の手引き 174
  (1) 環境管理システム 174
  (2) 環境方針 176
  (3) 組織および職員 177
  (4) 環境影響・ 179
  (5) 環境上の目的および目標 180
  (6) 環境管理計画 181
  (7) 環境管理マニュアルおよび文書化 181
  (8) 組織操業管理 182
  (9) 環境管理記録 184
  (10) 環境管理の監査 184
  (11) 環境管理レビュー 185
6.2 環境影響評価における原単位の整備に関する調査報告書 186
 6.2.1 はじめに 186
 6.2.2 調査の内容 188
   A.整備対象原単位の説明 188
    A.1 原単位の定義 188
    A.2 原単位の形式 188
    A.3 原単位の特性と利用上の留意点 189
   B.原単位の整備フレーム 190
    B.1 原単位の分類 190
    B.2 本書での原単位整備の考え方 191
     対象事業、環境項目、環境影響要因 192
    B.3 原単位利用フロー・ 193
   C.原単位整備の概要 193
    C.1 環境原単位 193
     大気汚染、水質汚濁、騒音、低周波空気振動、振動、悪臭 193
    C.2 計画原単位 200
     道路、鉄道、空港、港湾計画、宅地造成、工場・事業場、廃棄物処理、下水道終末処理、発電所、レジャー施設  
 6.2.3 環境原単位 201
   A.大気汚染 201
    A.1 原単位の種類 201
    A.2 原単位の内容 202
     工場等固定発生源、自動車、船舶、航空機、群小発生源、建設工事  
   B.水質汚濁 225
    B.1 原単位の種類 226
    B.2 原単位の内容 226
     生活系、工場・事業場系(工場)、工場・事業場系(事業所等)、畜産系、土地利用系、複合系(下水処理)、建設工事  

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