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輸送包装技術と材料



 製品のトータルコストに占める輸送・保管費の比率は極めて大きく、少量多品種化の進展、多頻度小口配送の増加、労働力不足と時短の促進、物流用地の取得難、交通渋滞など、物流コストアップ要因が目白押しになっています。

 これらのマイナス要因にうち勝って、他社とのコスト競争に勝とうとすれば、輸送包装・手段、保管等の物流システムの改善に取り組まざるを得ません。慣例として行ってきた物流を根本から見直し、原料の調達、生産、販売と連動して、包装、輸送、保管等を総合的に管理することが、今、まさに求められています。

 本書は輸送包装の全容を、即実戦に役立つように分かり易くまとめた
ものです。輸送包装材料の研究・開発あるいは営業に携わる方々、各種商品の設計や製造に携わる方々、物流・保管・輸送・販売などに携わる方々に幅広く活用していただけるものと確信しております。

◆物流の合理化に欠かせないパレット輸送、一貫パレチゼーションについて詳述!
◆シュリンク包装、ストレッチ包装、ネット掛け・バンド掛け方式、エアバッグなどの荷崩れ防止について詳述!
◆バッグインボックス、フレキシブルコンテナ、ドラム缶、折り畳みコンテナなど大型液体・粉体輸送容器について詳述!
◆段ボールの基礎知識に始まって、強化段ボール、鮮度保持段ボール等の各種機能性段ボールについて詳述!
◆商品の保護に欠かせない緩衝包装について、その理論、緩衝設計、生分解性緩衝材・紙系緩衝材・発泡プラスチック緩衝材等各種緩衝材料について詳述!緩衝設計に欠かせない各種の試験方法についても解説!


   □体裁 A4判 365ページ
   □価格 本体69,000円+消費税
   □送料 弊社負担
   □発行 1998年12月

章 目 次

第1章 序論
第2章 パレット輸送
第3章 荷崩れ防止
第4章 大型液体・粉体輸送容器
第5章 段ボールと段ボール箱
第6章 緩衝包装

詳 細 目 次


第1章 序論
1
1.1 はじめに 1
1.2 物流環境の把握と物流 1
1.3 輸送包装の機能 2
1.4 包装設計における留意点 2
1.5 適性包装に求められる条件 3
1.6 輸送包装を取巻く情勢の変化とその対応 4

第2章 パレット輸送
5
2.1 ユニットロードシステムとは 5
2.2 各種パレット生産量・出荷額の推移 5
2.3 パレットの種類 7
 2.3.1 概要 7
 2.3.2 平パレット 8
 2.3.3 ボックスパレット 9
  (A) 概要 9
  (B) ゼオン化成の大型合板ボックスパレット「ステック」 10
  (C) 岐阜プラスチック工業の「BOXパレットAB」「パレットBOX折りたたみ」 14
  (D) ジャックの折り畳みボックス「オリカーゴ」 15
 2.3.4 サイロパレット 16
 2.3.5 タンクパレット 16
 2.3.6 ポストパレット 17
 2.3.7 ロールパレット 17
 2.3.8 シートパレット 18
  (A) 概要 18
  (B) 日本紙業のソリッドファイバー製シートパレット 20
 2.3.9 プラテンパレット 23
2.4 パレットの材質 23
 2.4.1 木製パレット 23
 2.4.2 金属製パレット 27
  (A) 鋼製パレット 27
  (B) アルミ製パレット 27
 2.4.3 プラスチック製パレット 28
  (A) 概要 28
  (B) 三菱商事の軽量形プラスチックパレット 29
  (C) 三甲の低価格プラスチックパレット「D4-1111-3」 29
  (D) 大日本インキ化学工業のプラスチックパレット「スーパーLA-1111」 30
  (E) 岐阜プラスチック工業のスキッドタイプパレット「JC-S2-1111」 31
  (F) 旭東フィルム工業のプラパレット「Fシリーズ」「パレテックシリーズ」 32
  (G) 昭和電工の「スーパーパレット」 32
  (H) 岐阜プラスチック工業の「リスパレット」「シェラーパレット」 32
  (I) 三菱油化産資の「ユカパレット」 39
 2.4.4 紙製パレット 39
  (A) 概要 39
  (B) チヨダコンテナーの「コルデッキ」 40
  (C) 日本マタイの「DAN PALLET」 43
  (D) 凸版印刷の再生紙パレット 44
  (E) エコロジー開発の「エコ・パレット」 45
  (F) リックの「リックパレ」 45
2.5 パレット関連主要メーカーおよび取扱い製品 45
2.6 パレット関連機器 51
2.7 T11型パレットを利用した一貫パレチゼーション 53
 2.7.1 国際物流競争 53
 2.7.2 T11型パレット利用の意義 53
 2.7.3 一貫パレチゼーション推進のための提言 54
 2.7.4 パレットの欠点とパレット・プール・システム 55

第3章 荷崩れ防止
58
3.1 概要 58
3.2 シュリンク包装 59
 3.2.1 概要 59
 3.2.2 平成ポリマーの「パックガード収縮包装システム」 61
 3.2.3 積水化学工業のシュリンクフィルム「エストロンNH,NL」 65
 3.2.4 萩原工業の「クリスタルガード」 69
3.3 ストレッチ包装 69
 3.3.1 概要 69
 3.3.2 もりや産業の極薄ストレッチフィルム「ウィンラップ」 72
 3.3.3 積水化学工業の「セキスイプレストレッチフィルム」 73
 3.3.4 司化成工業の通気性パレットストレッチ包装機「DIA-NET-MAC」 76
 3.3.5 日本ストレッチのストレッチ包装システム「NC-12」 77
3.4 ネット掛け方式 77
 3.4.1 ストレッチネット型 77
 3.4.2 かぶせネット型 78
3.5 バンド掛け方式 78
 3.5.1 概要 78
 3.5.2 タカギ・パックスの「パレマキ」「パレバンド」「パレマジック」「パレフレンド」 80
 3.5.3 積水樹脂の「パレタイト」 84
 3.5.4 村岡の「パレットブラジャー」 85
 3.5.5 オーエッチ工業の「パレットベルトシステム」 86
3.6 のり付け方式 89
 3.6.1 概要 89
 3.6.2 ユニオンコーポレーションの荷崩れ防止用接着システム「スキッドロック」 92
 3.6.3 岩田塗装機工業の「パレタイズグルー塗布システム」 92
3.7 スリップ止めシート挿入方式 96
3.8 ボックスパレット方式 96
3.9 ロール製品向け荷崩れ防止 98
 3.9.1 エコロジー開発の「ロール・コンテナ」 98
3.10 車両中で施す荷崩れ防止法 99
 3.10.1 エアバッグ 99
 3.10.2 富士物流の「カーゴパック」 100
 3.10.3 天井スタビライザー付きボディー車 101
 3.10.4 ラッシングベルト方式・ショーリングバー方式 101

第4章 大型液体・粉体輸送容器
104
4.1 はじめに 104
4.2 バッグインボックス 104
 4.2.1 バッグインボックスとは 104
 4.2.2 バッグインボックスの特徴 104
 4.2.3 バッグインボックスの種類 106
 4.2.4 東罐興業の「トーカン・バッグ」 108
  (A) 「トーカン・バッグ」の特徴 108
  (B) 「トーカン・バッグ」の用途 111
 4.2.5 ロングビューファイバー社の「LIQUIPLEX」 112
  (A) はじめに 112
  (B)「LIQUIPLEX」の特徴と用途 112
 4.2.6 オリヒロのBIBシステム「ONPACK2105SG」 112
 4.2.7 コダマ樹脂工業の「キュービドール」 113
4.3 フレキシブルコンテナ 114
 4.3.1 概要 114
 4.3.2 フレキシブルコンテナの市場動向 115
 4.3.3 太陽工業の「TAICON」 117
 4.3.4 FLUID-BAG社の「フルードバッグ」 120
  (A) はじめに 120
  (B) 「フルードバッグ」の特徴 121
 4.3.5 日本物流の「バイタルシールコン」 122
 4.3.6 カーゴテックの「リキドライ&リキバッグ」 123
4.4 折りたたみ液体コンテナ 126
 4.4.1 ゼオン化成の「LITEX」 126
  (A) 概要 126
  (B)「LITEX」の特徴 126
  (C)「LITEX」の仕様と用途 127
 4.4.2 マックミラン・ブローデル社の「SpaceKraft」 127
 4.4.3 石崎産業の「ダンテナー」 128
4.5 プラスチックコンテナ 130
 4.5.1 三菱化学MKV、コープとうきょう、コバヤシの「コンバートボックス」 130
 4.5.2 ダイヤケミカルの発泡PP保冷箱「KD-1」 130
 4.5.3 アパックスの「アパコン」 131
 4.5.4 コダマ樹脂工業の危険物用プラ容器「リパルテナー」 132
4.6 ドラム缶 133
 4.6.1 概要 133
 4.6.2 日鐵ドラム、長瀬インテコの「ドラム缶内袋」 136
 4.6.3 コダマ樹脂工業の「パワードラム」 136
4.7 バッグ・イン・コンテナ 137
 4.7.1 立花容器の「BIC#20」 137

第5章 段ボールと段ボール箱
140
5.1 段ボールの基礎知識 140
 5.1.1 段ボールの種類と規格 140
 5.1.2 段ボールの特徴 142
5.2 段ボール箱の形式 142
 5.2.1 溝切り形 142
 5.2.2 テレスコープ形 146
 5.2.3 組立形 148
 5.2.4 差し込み形 149
 5.2.5 ブリス形 150
 5.2.6 のり付け簡易組立形 151
5.3 段ボールの市場動向 152
5.4 機能性段ボール 154
 5.4.1 強化段ボール箱 154
  (A) 概略 154
  (B) トーモクの圧縮強化段ボール「トモコアS」「IPFシステム」 154
  (C) トーモクの罫線強化段ボール「トモハードL」 155
  (D) 本州製紙の「OCTO POST」 155
  (E) その他の強化段ボール 157
 5.4.2 防水段ボール箱 157
 5.4.3 断熱段ボール箱 159
  (A) 概略 159
  (B) 石崎産業の「エコクールダン」 159
  (C) レンゴーの「レンクール」「コルフォームS」 160
 5.4.4 鮮度保持段ボール 160
  (A) トーモクの「バイオフレッシュDAN」 160
  (B) 石崎産業の「FH段ボール」 161
  (C) 富士段ボールの「抗菌・防虫段ボールケース」 161
  (D) 東罐興業の「T-CA段ボール」 161
 5.4.5 緩衝性段ボール 162
  (A) 石崎産業の「ソフトダン」 162
  (B) レンゴーの「コルフォーム」 163
 5.4.6 防蝕段ボール 164
  (A) 概要 164
  (B) レンゴーの「ガストルデ」 165
 5.4.7 リターナブル折り畳み段ボール 165
  (A) 浅野段ボールの「ASパッコン」 165

第6章 緩衝包装
169
6.1 緩衝包装の基礎および環境設計 169
 6.1.1 自由落下運動とロードファクター 169
  (A) 自由落下運動 169
  (B) ロードファクター(Gファクター) 169
  (C) 破砕型緩衝材のGファクター 170
  (D) 弾性型緩衝材のGファクター 171
 6.1.2 力学的エネルギー 171
  (A) 位置エネルギーと運動エネルギー 171
  (B) 緩衝材の吸収したエネルギー 172
  (C) 応力−歪線図 172
 6.1.3 衝撃Gファクター 174
  (A) 緩衝設計と許容最大Gファクター 174
  (B) 水平衝撃と緩衝材 175
  (C) 垂直衝撃と緩衝材 176
  (D) 緩衝材必要厚さの求め方 176
 6.1.4 最適緩衝材の選択 178
  (A) 緩衝材の保有有効エネルギー 178
  (B) 緩衝材厚みの最適点 178
  (C) 緩衝係数(クッションファクター) 180
  (D) 最大加速度・最大歪−静的応力線図 184
 6.1.5 ダメージ・バウンダリー 185
6.2 発泡プラスチック緩衝材 188
 6.2.1 発泡プラスチック緩衝材の緩衝性能 188
  (A) 緩衝材に要求される機能 188
  (B) 緩衝材の種類と特性 188
  (C) 各種発泡プラスチック緩衝材の特性比較 191
 6.2.2 発泡スチロール緩衝材の開発動向と展望 193
  (A) 発泡スチロール成形緩衝材の製法 193
  (B) 発泡スチロールの特徴と用途、今後の展望 194
  (C) 鐘淵化学工業の「カネパール」 196
  (D) 積水化成品工業の「PNビーズ」 198
  (E) 旭化成工業のバラ状緩衝材「アスパック」 201
  (F) ストラパックのバラ状緩衝材「ふわふわ」 207
 6.2.3 発泡ポリエチレン緩衝材の開発動向と展望 208
  (A) 旭化成工業の「サンテックフォーム」 208
  (B) JSPの「ミラブロック」「ミラプランク」「エルブロック」 212
  (C) 鐘淵化学工業の「エペラン」 215
  (D) 長野ノバフォームの「ノバールDX」 218
 6.2.4 発泡ポリプロピレン緩衝材の開発動向と展望 219
  (A) JSPの「ピーブロック」「P-マット」 219
  (B) 鐘淵化学工業の「エペラン-PP」 225
  (C) 積水化成品工業の「ネオミクロレン」 229
 6.2.5 ポリエチレン/ポリスチレン共重合体緩衝材の開発動向と展望 229
 6.2.6 ポリウレタン緩衝材の開発動向と展望 232
  (A) 現場発泡ポリウレタン緩衝材の現状と将来 232
  (B) Instapakの現場発泡ポリウレタン包装システム 232
  (C) エスピーケミカルの「アースロック」 234
6.3 紙系緩衝材 237
 6.3.1 紙系緩衝材開発の背景 237
 6.3.2 段ボールの種類と規格 237
 6.3.3 段ボールの緩衝理論 240
  (A) 段ボール用ライナの強さ及び規格 240
  (B) 段ボールの強さ 243
  (C) 段ボールの緩衝特性 245
 6.3.4 段ボール緩衝材の開発動向と展望 250
  (A) レンゴーの「コルフォーム」 250
  (B) 東濃コアーの「バネクッション」「ハニーックッション」「ハニーボード」「ハニーコーナー」「ハニーパネル」 252
  (C) 太陽工業の「ソフトアングル」 257
  (D) アイワ・コーポの「ダンコーナー緩衝材」 258
  (E) ティーピーエスの「トレー&プロテクター」 258
  (F) 浅野段ボールの「コルパッド」 259
 6.3.5 パルプモウルド緩衝材 262
  (A) メーカーと市場規模 262
  (B) 製造工程と装置 263
  (C) 特長と問題点、将来展望 265
  (D) ユーザーの採用事例 265
 6.3.6 パルプモウルド緩衝材開発動向と展望 267
  (A) 大石産業の[OSKパルプモウルド」 267
  (B) 日本ハイパックの「ハイモール」 268
  (C) 高崎製紙のパルプモウルド 270
  (D) ウツヰの「X-EP FORM」 272
  (E) その他のパルプモウルド 273
 6.3.7 その他の紙系緩衝材開発動向と展望 275
  (A) 古紙活用研究会のゼラチン複合緩衝材 275
  (B) 昭和丸筒の紙管製緩衝材「パクシフォーム」 276
  (C) 三共のクラフト紙緩衝材「SSP-100」 278
  (D) タナカヤの「ツインクレダン」 279
  (E) HEXACOMBのハニカム緩衝材 280
  (F) オカベカミコンの「リサイコー」 280
  (G) ワタコンの隙間充填緩衝材「エコワットKパッキン」 283
  (H) 日商岩井産業機械販売の[PADPAK」 284
  (I) SUD-CHEMIEの[Paper PACK」 286
  (J) シマハタ産業の「スキマット」 287
  (K) ウツヰの「ピロフォーム」 288
  (L) 昭和丸筒の「パクシーアングル」 289
  (M) パックウェルの「スパイロフィル」 290
  (N) フジカのハニカム製緩衝材 290
  (O) フェザーコアの「フェザーコア」「ハトクッション」 291
  (P) エッチ・エス・コム・ジャパンの「ペーパーピロー」 291
  (Q) 川上産業の「ペリマット」 292
6.4 エアー緩衝材 296
 6.4.1 はじめに 296
 6.4.2 JSPの「キャプロン」 296
 6.4.3 シンワコーポレーションの「エアチェイン」 298
 6.4.4 日東電工の「ソフテック」 307
 6.4.5 イーピーイの「トリコン」 311
 6.4.6 物産プラスチック販売の「シュリンク・エア・バッグ」 313
 6.4.7 成光産業のエアー緩衝材現場製造装置「エアレディ」 315
 6.4.8 日立電子サービスの「スリムクッション」 316
 6.4.9 その他のエアー緩衝材 318
6.5 分解性緩衝材 320
 6.5.1 分解性緩衝材開発の背景 320
  (A) 背景 320
  (B) 分解性プラスチックの種類と定義 320
  (C) 生分解性プラスチックの種類とその特徴・用途・問題点 321
 6.5.2 分解性緩衝材の開発動向と展望 324
  (A) 概要 324
  (B) 王子製袋の「エコ・フォーム」 325
  (C) ストラパックの「リネイチャー」 334
  (D) 日本合成化学工業の「マタービー」 337
  (E) 司化成工業の「ノボンフォーム」 341
  (F) その他の分解性緩衝材 341
6.6 資料編・緩衝材および包装貨物の試験方法 345
 6.6.1 ポリスチレンフォーム包装用緩衝材 345
 6.6.2 包装用緩衝材の静的圧縮試験方法 346
 6.6.3 包装用緩衝材の動的圧縮試験方法 347
 6.6.4 包装貨物−評価試験方法通則 348
 6.6.5 包装貨物−落下試験方法 352
 6.6.6 包装貨物および容器の傾斜衝撃試験方法 353
 6.6.7 包装貨物及び容器の回転六角ドラム試験方法 355
 6.6.8 包装貨物及び容器の圧縮試験方法 357
 6.6.9 包装貨物−振動試験方法 358
 6.6.10 試験容器の記号表示方法 359
 6.6.11 包装設計のための製品衝撃強さ試験方法 361

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